葬儀は、その人が亡くなってから行われるまでの期間が非常に短いです。早ければその日の夕方にはお通夜を行い、その次の日に行うこともあります。それぞれの家の事情などに合わせて行ってくれるので、業者に相談をするとよいでしょう。
参列することはそれなりにあっても、自分が遺族になったり喪主になって行う機会は何度もありません。そのたびになにが必要になるかなど覚えられないでしょう。揃えるものには何があるかをリストアップしておくと良いでしょう。
まずは死亡届用の印鑑を渡します。もちろん自分でも行えますが、業者が代行してくれることが多いです。現実のことを言えば、遺族が役所に行っている暇はありません。いろいろなことを決めなければいけませんし、できれば故人のそばに付いていたいでしょう。提出する時には印鑑が必要になるのでそれを預けておきます。その他、式において出す供花をだれで出すかがあります。一般的には親族などの名前になりますが、企業名などで出すケースもあります。かなり大事なものとしては、遺影に使う写真があります。高齢の人になるとあらかじめ用意をしている人もいるようですが、実際は記念写真などで撮影した写真を使うのが一般的です。それを拡大したり背景を変更したりなどの加工が必要になるため、早めに決めて渡す必要があります。背景処理は必ずしも行わないこともあります。他人などが写っているとあまりよくありませんが、一人で写っている写真であれば背景などがあってもそのまま使えます。